僕は幼稚園が嫌いだった。
どうしても行くのが嫌で、ほぼ毎日泣いていた。

 

特にいじめられてたわけではない。
友達も何人かいたし、行けば楽しく遊べてたけど
その頃の僕にとっては、テレビより魅力的なものはなかった。

 

3歳の頃にやってたカクレンジャーという忍者の戦隊ヒーローものと
ウッチャンナンチャンに度ハマリしていて、
正直いうとテレビから目を離したくないと思っていた。

 

今みたいに携帯でテレビが見れたのなら、もうそれは朝から晩までずっと見てたと思う。

それに幼稚園はいわゆる自由保育ってやつで、行けば好きな事をして遊んでいい
ゆる~い感じの幼稚園だった。

でも、好きな事をしていいというわりにはにテレビは見せてくれなかった。

それに飲みたくもない牛乳とご飯の組み合わせで弁当食べなきゃいけないし、
かけっこの遅い子ともチームを組んで、リレーしなきゃいけないし。。。

 

子供の頃の僕には、とにかくいろんなことが疑問だらけだった。

それなのに周りの友達は特に何も気にも止めず楽しそうに遊んでいた。

それを見ていた僕は、
『おい、おい! マジか、なんか騙されてない!?』と思っていた。

 

かと言って4~5歳の子供にそんなことを説明する語彙力などなかった。

とにかく朝は泣くしかない状態で、おそらく周りからはお母さんと離れたくない
ただの甘えん坊に見えていたと思う。

でも、どんなふうに見られようが関係ないと思ってた。

 

とにかく僕は、入園式の次の日から卒園の10日前くらいまで、
朝、登園する前は基本的にずっと泣いていた。

 

僕は昔からけっこうハッキリさせたいタイプなのだ。
みんなでしっかり何かをするならする。
なんでもやっていいなら、なんでもやらす。

 

自由保育というくくりのゆるい規制の中で、ちょっと何かを我慢するという
曖昧なルールに、ものすごく矛盾を感じて嫌気がさしていたんだ。


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